こんにちは、ゆり(@orise_yuri)です*。
主人と結婚してから転勤族になったこともあって、長いこと専業主婦をしていた私。
専業主婦になった人ならば、きっと一度は

バリバリ働くワーママを見てると焦る



ずっとこのままでいいのかな
なんて不安を抱いたことがあるかもしれません。
今回の記事では、私が在宅ワークをきっかけにモヤモヤした専業主婦から卒業した経緯についてお話しします。
専業主婦が抱える生きづらさ
「家計が苦しいとかいうなら、働けばいいじゃん」「家事と育児で忙しいなんて甘えだ」
そんな心無い言葉をかけられた経験がある人も多いかもしれません。
私自身、関係ない人にとやかく言われる筋合いはないと、苛立ちを覚えながらも言い返せない自分に苦しんだことがあります。



専業主婦は絶滅危惧種とか言われたこともあったな…


また、そういった風当たりが強くなり出したのはここ最近。
特に「女性の社会進出」というキーワードがやたらニュースで取り沙汰されるようになってからな気がしています。
待機児童問題や、小一の壁といった問題があるように、そもそも女性が働けるような制度が十分に整っていないにもかかわらず、「女性ももっと働こう!!」といった声だけが大きくなってしまった結果ではないでしょうか。
ただ、こういった環境も整備は私たち一般人がどうにもできないこともまた事実。(いわれ放題で悔しいけど)
それでも、働きたくても働けない自分にモヤモヤするのであれば、外ではなくて家の中でできることに目を向けてみてるといいかもしれません。
専業主婦がモヤモヤする理由とは
正直なところ、専業主婦もワーママも、なにかしらの葛藤を抱えて生きていると私は思っています。
特に専業主婦の場合、次のような理由からモヤモヤを感じる人が多いのではないでしょうか。
- 働きたくても働けない
- 配偶者が専業主婦でいることを望んでいる
- こどもが小さいうちは手元で見ていたい
- 周りから「専業主婦は楽だね」などと言われる
働きたくても働けない
繰り返しとはなりますが、まずなんといっても「働きたくても働けない」といった葛藤を抱えている人がほとんどではないでしょうか。
しかし、現に私のように小さい子を抱えた状態で数年置きに予測不能な転勤がある人もいれば、精神面や体調面で外で働くことが難しい人がいるのもまた事実。
そしてなにより、女性が一度正社員というステータスを捨てると、その立場にもう一度戻ることが非常に難しくなります。



転勤族とか小さい子がいるママさんだと、なおさら難しいよね
現に、厚生労働省が発表した「仕事と育児等の両立に関する実態把握のための調査」によれば末子の妊娠を機に仕事を辞めた女性の退職理由は次のようになっています。


回答者のうち、「仕事を続けたかったけれどやめた」と答えた正社員の女性は3割に達し、全体で一番多い結果に。
また、私のように転勤を理由に挙げた人も次いで多くなっています。
配偶者が専業主婦でいることを望んでいる
中には旦那さんが奥さんに対し、「専業主婦でいてほしい」と望んでいることも。
旦那さん自身が激務であることから奥さんには家庭を守ってほしいと願っているケースや、子どもが小さいうちは家にいてほしいと考えているケースなどが該当するかなと。



家庭に入りたいと望んでいるならともかく、働きたいと思っていたら辛いね
その一方、この場合は奥さんが外で働くことが嫌なだけで、家で仕事をする分には特に何も言われないことがほとんどです。
そのため、選択肢の一つとして在宅ワークを検討してみてもよいかもしれません。
こどもが小さいうちは手元で見ていたい
「こどもが幼稚園に入園するまでは手元で見ていたい」「保育園じゃなくて幼稚園に入れたい」と思っている方もいるかもしれません。
まさに私が、俗にいう「3歳児神話」がどこか頭にあった一人でした。
もちろん、子どものことは可愛く思っているものの、2歳のイヤイヤ癇癪大爆発期、そして3歳の第一反抗期が重なっている今、



あーもう無理、外に出たい。
と思うことが多々。(子育て中のママさん、本当にお疲れ様です;)
ただ、一度本当に働こうと思って区役所に問い合わせたものの



2歳、3歳から入れる保育園はほぼないですね…。そして、在宅ワーカーだとスコアが厳しいかと思います。
と、区役所の担当の方に言われたこともあり、外で働くことを諦めました。
周りから「専業主婦は楽だね」などと言われる
専業主婦が楽だとか、兼業主婦が偉いとか、そもそも優劣をつける話ではありません。
ただ、どうしても時には



仕事しなくていいなんて、楽でいいよね



働こうって思わないの?
などといった心無い言葉をかけられた経験がある方も多いかもしれません。
私自身、「そりゃ、私だって働けるなら働きたいよ!!!!!」と心の中で叫んだことが何度か。
ただ、在宅ワークを始めてからの私は「いや、家でお仕事してるんだー」と答えられるようになりました。
私が数ある在宅ワークの中からWEBライターを選んだ理由については、以下の記事でお伝えしています。
在宅ワークをしたら「母」でも「妻」でもない「私」になれた
「働きたくても働けない」といったジレンマを抱えていた私でしたが、「おうちで仕事ができる」と知ったことで世界が180度変わりました。
また、在宅ワークを始めてから、それまでの私は「母」か「妻」といった役割に縛られていたことに気づくことに。
ママ友との接点はあるけれど、それはあくまでも「こどもの母」としてのもの。



社会に貢献している実感とか、やりがいを感じることがなかったよね
在宅ワークであれば小さい子供がいても比較的融通が利くことに加え、働く場所を問わないことから転勤族妻であっても働くことが可能です。
もちろん、保育園も利用せず、転勤族で周りに頼れる親族がいない中でスタートした在宅ワークは決して楽ではありません。
しかし、それ以上にいまとても充実しています。
在宅ワークを始めて良かったこと
WEBライターとしてスタートして4年、開業届を出してから2年。
私がWEBライターを始めて良かったと感じたことは主に次の4つです。
自由に使えるお金ができた
まずなんといっても、自由に使えるお金ができたこと。
「いいよー、どうせすぐ汚れちゃうから」と強がって通り過ぎた服も、「そんなの持っていく場所ないよ」と見送ったバックも自分で買えるようになりました。



もちろん、すべてを自由には使わないけれど、たまにはご褒美を買ったっていいよね
また、主人の誕生日プレゼントも自分の稼ぎから買えるので、付き合っていた頃の気持ちを思い出しながら品物を選べるのも楽しかったり。
世の中にアンテナを張るようになった
これは私がWEBライターをしていることも関係があるのかもしれませんが、働くようになって世の中の出来事にアンテナを張るようになったなと。
それまでもニュース等はチェックしていましたが、自分が興味のあるジャンルばかりで、それ以外のところはあまり目を通すことがありませんでした。
ライターになってからは、いままで興味を持とうとしなかった分野にも意識的に目を向けている自分がいます。



ちょっと難しいニュースについて主人と話をする機会も増えた気がする
社会との関りができた
WEBライターに限らず、おうちでお仕事をするようになるとクライアントさんとの関りが必ず生じます。
自分が必要とされている実感を得られるだけでなく、それまで自分が出会ったことのないタイプの人と知り合えることも。
また、画面上でのやりとりに限らず、zoomやGoogle meetなどで打合せが行われた際は顔を合わせて話ができます。



自分が「仕事モード」に切り替わる瞬間も好き。
それまで、「こども」「主人」「ママ友」「ご近所さん」で形成されていた私のコミュニティに、広がりが生まれたことも嬉しかったです。
お金に関する知識が身についた
専業主婦の場合、所得が年間48万円を超えると確定申告が必要になります。



所得は、収入から経費等を引いた後の金額を指すよ
所得が一定額を超えてしまうと旦那さんの扶養から外れてしまったり、社会保険から外されたりといったデメリットも。
そのため、私自身、主人の扶養内で収めるために様々な工夫をしています。
経費に入れられそうなものは領収書を捨てずにとっておくことはもちろん、2021年からは iDeCo もスタートしました。
また、それ以前から稼いだお金のうち毎月約33,000円、年間40万円をつみたてNISAで運用しています。
それらは在宅ワークを始めなければそもそも興味を持つはずもなく、在宅ワークをきっかけにお金に関する知識が身についたのもよかったです。
考えている時間で行動しちゃおう
きっと、ここまで読んだ人の中には「今の自分を変えたい!」と思っている人もいるかもしれません。
「鉄は熱いうちに打て」「時は金なり」という言葉もあるように、変わりたいと思った時が行動を起こすチャンスです。
迷っているぐらいなら、まずは一歩踏み出してみることをおすすめします。
先に動いて、なにか上手くいかないことがあればまたそこで考えるようにしましょう。



行動しない限り、何も変わらないもんね
いまは在宅ワークを始めるハードルが低くなっていて、「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったサイトで仕事をすぐに探せます。(簡単なアンケートや文字起こし、データ入力など)
きっと、自分が思っている以上に「え?こんな仕事があるの?」といった気づきがあるはず。
また『駆け出しクリエイターのための お金と確定申告Q&A』や『税金で損しない方法を教えてください!』に目を通しておくと、スムーズに仕事をこなせるでしょう。
そしてもしWEBライターになろうと思った際は、このサイトのことを思い出してくれると飛んで喜びます。
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